お受験にデメリットはあるの？

お受験にメリットがある一方、少なからずデメリットもあります。子供はまだまだ判断できない分、親御さんがしっかりとメリットとデメリットを比較して、お受験をするかしないかを決めなければいけません。

お受験のデメリットといえば、やはり1番は「学費が掛かること」です。私立小学校に通うお子さんへの助成金などは特にないので、どうしても公立小学校よりも学費は掛かってしまいます。

具体的に数字を出してみると、公立小学校の1年間に掛かる学校教育費は平均で約6万円、学校給食費が約4万円なので計10万円ほどで済みます。

しかし私立小学校は学校教育費が約90万円、学校給食費が約4万円なので計94万円と公立の9倍近い学費を支払わなければいけません。

もちろん学費だけでなく、塾や家庭教師などの習い事にも通わせるとなると、教育費だけで私立は年間100万円以上掛かることになるでしょう。

学費以外のデメリットには、「近所の友達との交流が浅くなる」ことも挙げられます。近所に同じく私立小学校に通っているお友達がいればいいのですが、そうでない場合もありますよね。

学校内には仲のいい友達はいるけど、近所にはいない…なんてケースも少なくないので、地域との交流も浅くなってしまいがちです。