憲ちゃんお受験へ

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お受験するなら親の年収はどのくらい必要?

お受験して見事合格したら私立の幼稚園や小学校に通うことになります。しかし、私立は公立に比べると学費は数倍になるので、教育費だけで相当な金額になってしまいます。

教育ローンなどを上手く活用するにしても、家計への負担が大きいのは間違いないでしょう。せっかく合格したのに経済的理由で通えなくなったら、子供も可哀そうですよね。

そんなことにならない為にも、どのくらいの年収があれば問題なく通えるのか、事前に確認しておきましょう。そもそも幼稚園・小学校のお受験の条件に、親の年収を挙げているところはありません。

これは「私立の学校=学費が高い」ということは誰もが知っている当たり前なことなので、学校側もわざわざ親の年収を条件に挙げる必要性はないと考えているからなのでしょう。

では実際、私立小学校に通っているお子さんをお持ちの家庭の年収はどのくらいなのか、調べてみました。

私立小学校の場合、年収800万円以上が16.7%、年収1000万円以上が16.2%、そして年収1200万円以上が42.1%となっています。ちなみに私立中学校に通う世帯は年収800万円以上が21.5%、年収1000万円以上が20.7%、年収1200万円以上が26.9%です。

年学費が130~160万円ほど掛かるので、最低でも年収600万円以上でなければ通い続けるのは難しいかもしれません。

お受験は必要か?

子供のお受験は必要か?」こんな疑問を抱いている親御さんは少なくないでしょう。

私が考える受験は中学校→高校、高校→大学に入るためのものであって、小さい子供が幼稚園や小学校に入園・入学するために行うものではない、というイメージがあります。

ただ、お受験にもメリットはあり、そのことを知っておけば「小さい頃からお受験をするのも良いかも…」という考えにもなります。お受験が必要かどうか、という事よりも我が子にとってお受験は必要なのかを考えたほうが良いかもしれませんね。

実際、お受験をして良かったと思っている親御さんは「6年間クラスも担任も変わらないので、長い目で先生に見守ってもらえた」「子供の性格に合った校風で、楽しく通えた」「内部受験だけで中学校・高校に進学できた」「自分の意見や考えをはっきりと言えるようになった」など子供の変化や、学校教育の在り方に満足している意見が多数のようです。

ただ、逆にお受験は不要と考える親御さんも多く「幼い子供に勉強を押し付けているみたいで嫌」「勉強よりもスポーツに力を入れたいから公立で十分」「親が子供の将来にレールを引くのはどうなのか」などの意見が多いです。

お受験のメリット・デメリットを考慮し、経済状況や親御さんの教育方針によって、するかしないかを決めるのが1番でしょう。また、小さいながらも子供は自分の考えを持っているので話を聞いてあげるのも大事なことです。

子供のお受験に親の学歴は必要?

お受験をする際、願書を書かなければいけません。願書には子供のことだけでなく、親の自己紹介を書く欄もあります。

高学歴な親ほど少しでも有利になるよう、書いておきたいと思うのは当然ですよね。しかし逆に学歴がさほど高くない親にとっては書きたくないと思うのが本心かもしれません。

では、親の学歴は書くべきなのか?また、学歴が本当なのか学校側が調べることはあるのでしょうか?結論から言うと親の学歴を書くか書かないかは、家庭の自由にしているところが多いようです。

必ずしも書かなければいけないわけではありませんが、幼稚園・学校によっては最終学歴を記すことを強制している場合もあります。また、実際に学歴が正しいかどうかは幼稚園・学校側で調べることは無いようです。

そのため、子供のお受験を有利にするために嘘の記述をしようと思えば可能ですが、入園・入学後に保護者との会話が合わなくなり、嘘が発覚してしまう恐れもあります。

学校によっては「願書に嘘、偽りがある場合は入学を取り消します。」という同意書にサインをするところもあるので、嘘の学歴を書いた場合は最悪入学取り消しになることも…。

ただ、以前に比べると親の学歴はあまり重視されなくなっているので、書く必要はないでしょう。

お受験向けの親の服装

お受験では子供だけでなく、親御さんの服装も見られがちです。どんな服装をしていけばいいのか、場違いな格好にならない為にもしっかりと確認しておきましょう。

まずはパパ・父親の服装ですが、無地の濃紺もしくはダークグレーのスーツが基本となります。ワイシャツは無地の白で、ネクタイは派手目なものは避けてストライプ柄など清涼感なイメージを与えるものを選びましょう。

お受験に合わせて新調する方は多いと思いますが、その後もビジネス用として着用するなら無地よりも細いストライプが入ったスーツを選んだほうがいいかもしれません。靴下は座った時にすね毛が見えないよう長めのものを選び、靴は黒色のビジネスシューズを選ぶと良いです。

そしてママ・母親の服装は、紺スーツが基本となります。たまにグレーのスーツを着用している方もいますが、圧倒的に多いのは紺色です。

また下はスカートとパンツ、どちらにしようか迷うかと思いますが無難なのはスカートのほうなので、「足を出すのは絶対に嫌!」など特別な理由が無いのであればスカートで臨むのが良いでしょう。全体的にしっかりまとまっていれば、ブランドものにこだわる必要はありません。

百貨店ブランドを選ぶ方もいますが、手軽に通販で購入している方も少なくないようです。

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お受験に最適な子供の服装

お受験では子供の服装も見られがちです。場違いな格好は論外!目立ちすぎる格好も好まれないので、どんな服装が適しているのか必ず確認しておきましょう。

まず男の子は、シンプルで清楚感が漂う服装で臨むのがベストです。私立のお受験は10月~11月と秋ごろに行われるので、白いブラウスに紺色もしくは黒色のジャケットを羽織ります。

ズボンはジャケットの色に合わせ、ひざ丈のものを選びましょう。靴下は白色で、靴は黒色のものが好ましいです。子供の服というと少し大きめのサイズを買ってしまいがちですが、お受験をする時の身長に合わせて大きすぎず小さすぎない丁度いいサイズのジャケット、ズボンを選んでください。

続いて女の子ですが、一般的にはアンサンブルとブラウス(丸襟のもの)を合わせると良いでしょう。スカートはひざ丈で、色は派手なものは避けて紺色を選んだほうが清楚な印象を与えます。

靴下は白色で、靴は紺色か黒色のシンプルなフォーマル靴が全体的に締まります。女の子で髪の毛が長い場合は、黒ゴムですっきりまとめて、顔がしっかり見えるようにしましょう。

お受験のために用意する服装なので、ブランドものを選んでしまうママも少なくないはずです。しかし全部をブランドものでコーディネートすると子供らしさが失われてしまうので、やり過ぎには注意してください。

小学校のお受験はいつから始めるのがベスト?

小学校のお受験はいつから準備するのが良いんだろう…」こんな疑問を抱いている親御さんはきっと多いはずです。

結論から言ってしまうと、早ければ早いほど合格率は高くなります。なので、お受験をしよう!と思い立った瞬間が準備を始めるスタート時期となります。

早めに準備しておけば心にも余裕が持てます。子供はもちろん親御さんも焦らずに済むよう、受験をするかしないかの決断も早めにしましょう。

小学校受験は中学・高校とは違い、10月~11月に実施されます。(神奈川県・埼玉県の私立小学校は10月、東京の私立小学校は11月)つまり年中さんの12月には受験まで1年ないという事になるのです。

また同じ学年でも4月生まれの子と3月生まれの子では、成長に約1年の差があります。学校によっては月齢差を考慮してくれるところもありますが、全部が全部対処してくれるわけではありません。

その点を考慮すると、早生まれの子は早めに準備をスタートさせたほうが良いですね。 小学校のお受験は子供だけでなく、親御さんの面接などもある少々特殊な内容となっています。

親御さんは仕事や家事、育児をしながら準備をしなければいけないので、少なくとも半年はお受験の準備期間に必要となるでしょう。

お受験とは?

お受験とは何なのか?ただ単に受験を丁寧語にしたわけではないのはご存知ですよね。これは幼稚園や小学校を小さい子供が受験することを言います。

しかし高校や大学とは違い、幼稚園・小学校であれば受験をせずとも入れるのに、なぜわざわざお受験をしなければいけないのか?まずはその理由から知っておく必要があります。 お受験をする1番のメリットは、やはり「進学」です。

例えば小学校受験で合格すれば小学校だけでなく、中学、高校、さらには大学まで内部試験を受けるだけで進学することが可能になります。

普通なら厳しい試験を合格した者だけしか入学できないはずなのに、お受験をして合格すれば免除されるので、人よりも早く社会人になるまでのレールが決まったようなものです。子供の負担が軽くなるだけでなく、親御さんにとっても受験戦争に子供を出願させなくてもよくなります。

さて、そんなお受験はいつから準備すると良いのか?出遅れてしまわないように、早めに対策をしておく必要がありそうです。

幼稚園のお受験をする場合は0歳のうちから、小学校のお受験をする場合は3歳からスタートしている親御さんが多いようです。ただ、準備する年齢に決まりは無いので、思い立ったその瞬間から始めるのが良いと言われています。