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お受験の前日の過ごし方
いよいよお受験前日！今まで頑張ってきた努力を信じて、明日に本領を発揮できるように臨むだけです。そのためにも睡眠をしっかり取ることが重要です！
とまぁ、このくらいであれば、誰だって知っていますよね。お受験前日に夜更かしは絶対NG！遅くとも9時までには寝るようにしなければいけません。
では、他にやるべき事はあるのか？そして前日の過ごし方で気を付けなければいけない事はあるのか？必ずチェックしておきましょう。
まずお受験前日の夕ご飯ですが、なるべく消化のいい食事にするようにしてください。消化の悪い食事をしてしまうと、就寝までに消化できず睡眠中にも胃を働かせる状態になります。
これでは眠りが浅くなり、本番当日に睡眠不足に陥ってしまう可能性があります。受験前日はゲン担ぎの豚カツを出してしまいがちですが、揚げ物は消化しにくいのでNG！
その代わり、うどんやお粥などがおすすめです。あとは寝る前に気持ちを落ち着かせるためにホットミルクやカモミールティーを飲んで、睡眠へと誘導しましょう。
また子供が不安がっていたりしたら、相談に乗ってあげることも親御さんにしかできないサポートの1つです。ここまですれば、きっと本番も練習通りに力を発揮してくれるでしょう。
お受験にデメリットはあるの？
お受験にメリットがある一方、少なからずデメリットもあります。子供はまだまだ判断できない分、親御さんがしっかりとメリットとデメリットを比較して、お受験をするかしないかを決めなければいけません。
お受験のデメリットといえば、やはり1番は「学費が掛かること」です。私立小学校に通うお子さんへの助成金などは特にないので、どうしても公立小学校よりも学費は掛かってしまいます。
具体的に数字を出してみると、公立小学校の1年間に掛かる学校教育費は平均で約6万円、学校給食費が約4万円なので計10万円ほどで済みます。
しかし私立小学校は学校教育費が約90万円、学校給食費が約4万円なので計94万円と公立の9倍近い学費を支払わなければいけません。
もちろん学費だけでなく、塾や家庭教師などの習い事にも通わせるとなると、教育費だけで私立は年間100万円以上掛かることになるでしょう。
学費以外のデメリットには、「近所の友達との交流が浅くなる」ことも挙げられます。近所に同じく私立小学校に通っているお友達がいればいいのですが、そうでない場合もありますよね。
学校内には仲のいい友達はいるけど、近所にはいない…なんてケースも少なくないので、地域との交流も浅くなってしまいがちです。
お受験をするメリットは？
「子供がお受験をしてメリットはあるの？」受験というと高校入試からのイメージが強く、幼稚園や小学校に入園・入学するために受験するというのは違和感を覚える方も少なくないでしょう。
しかし東京都や埼玉県、神奈川県などを中心に小さい頃からお受験に励み、塾にまで通っている子供たちは少なくありません。
なぜ、小さいうちからお受験をする必要があるのか？そこには大きなメリットがあるからなのです。お受験の最大とも言えるメリットは、やはり「一貫教育プログラムを受けられる」ことが挙げられます。一度、入園・入学してしまえば中学、高校、さらには大学まで受験なしで進むことができます。
激しい受験戦争に巻き込まれることなくエスカレーター式で進学できるので、結局は子供の負担減にも繋がります。また、「環境の変化が少なく済む」こともお受験する大きなメリットの1つです。
公立の場合、友達と離れたり先生の入れ替えが激しかったりしますが、私立はそのまま持ち上がるので公立ほど大きな変化はなく済みます。
他にもお受験する余裕のある家庭の子供たちが集まるため「イジメなどの心配がない」ことや、小さい頃から勉強することで「勉強癖がつく」ことなどもメリットに挙げられているようです。
お受験の説明会！ママの適した服装は？
「お受験の説明会くらいは普段着でも大丈夫かな…」なんて思っている方は甘いです。たとえ説明会であっても気を緩めることはできません。
お受験は説明会から始まっている！くらいの意識で望みましょう。早いところでは3月から説明会を始めている学校も多く、本格的にスタートするのは5月でゴールデウィーク明けからだと言われています。
だいたい4月～9月にかけて、定期的に行われるのでどんな服装で行けばいいのか迷ってしまう方も少なくないでしょう。もしジーンズなど普段着で行けば目立ってしまい場違いになるので、適した服装で行くようにしましょう。
では適した服装とはどんな格好なのでしょうか？1番無難なのは半袖ワンピースです。初夏から始まる説明会にはピッタリで、清楚な印象を与えることができます。
受験当日にはジャケットを羽織るだけで良いので、全シーンで使える服装ともいえます。またスカートに白いブラウスを合わせた服装もおすすめです。
こちらもワンピース同様、ジャケットを羽織るだけで全シーンにも使えますし、ビシッとした印象を与えることができます。特にブランドものにこだわる必要はありませんが、デザインが古かったり汚れがあるものは避けるようにしましょう。
お受験に合格するための生活習慣
「お受験は勉強さえしておけば合格できる！」こんな考えをしていると、不合格の知らせが届く可能性大になってしまいます。
高校受験や大学受験とは違い、コミュニケーション能力や行動観察も行われるのがお受験です。普段の生活でトイレから出て手を洗わなかったり、ハンカチを使わずにズボンで濡れた手を拭いていたりしていませんか？
これではお受験当日にも同じことをしてしまって減点対象に…なんて事にもなり兼ねません。普段の生活習慣はいつどんな時に出てしまうのか分からないので、変な癖がつく前に早めに改善しましょう。
他にも何をすればいいのか、合格に繋がる習慣として規則正しい生活は基本となります。まずは睡眠ですが、勉強のために就寝時間が遅くなりがちなご家庭も少なくないでしょう。
しかし睡眠時間が減ったり、就寝時間が遅くなってしまうと子供にとっても悪影響でしかありません。勉強するのであれば、夜ではなく朝に行うよう習慣づけてみるのも1つの方法です。
また家庭での食事もお受験をたくましく乗り切るためには必要な要素になります。栄養バランスはもちろん、幼い子供にとって食事は味覚を育てる大事な時期でもあります。
味やにおい、温度、歯ごたえなど、口の感覚を通じて脳を刺激するため、なるべく心のこもった手料理を振る舞うよう心がけるのも重要です。
